沖縄移住って実際どうなの？沖縄移住の８つの不便や困る事を沖縄県民がお伝えします。

青い海に囲まれた島国沖縄県。平均気温23.1度と一年を通して温暖気候で国内屈指のリゾート地です。

亜熱帯海洋性気候に属する沖縄県は、珊瑚礁の美しい海に囲まれ、県北部のやんばる地域には多くの固有生物が生息しています。

そんな自然豊かな沖縄県に移住してみたいと憧れ移住を検討している方、ちょっと待ってください！

この記事はこんな方に向けて書いています

沖縄に嫁いで16年目のはるっちが、現場の声をお届けします 

台風、塩害、高温多湿対策が必須

台風

沖縄の台風は5月から11月と、年の半分以上は台風シーズンになります。中でも、夏場の7月から9月は台風発生頻度が高く、月に2〜4回台風上陸する可能性があります。

台風は、発生から沖縄に上陸するまで距離が近く、勢力が強いという特徴があります。

台風時は、暴風域に入るとバスストップやお店が閉まってしまうところも多いので、事前の買い出しや台風や停電に伴う対策を都度必要になります。

移住生活が長くなれば台風対策も慣れてくるとは思います。

塩害

沖縄に住んだら、家探しの条件でオーシャンビューにする方も多いのでは。

朝起きたら、目の前に広がる海を見ながらコーヒーを飲みながらのんびりなんて憧れますよね。

海沿いの物件に住むと大変な事がありますよ！

布団が干せない、洗濯物は干す位置に注意

天気の良い日に、ベランダでお布団を干す方もいらっしゃるかと思います。

お家が海沿いで潮風に当たってしまうベランダだと、干している布団に海から流れてくる潮風が当たり、ベタベタと大変なことに。目の前が海の方はベランダに布団を干すのは厳しいでしょう。

洗濯物も同じ理由で、ベランダに干す場合潮風が当たらないような場所で干すのが望ましいです。

車が錆びる

潮風が直接当たる駐車場であると、ホイールが確実に錆びます。

そのため、沖縄の車を扱うお店で塩害コーティングなどやってくれる所もありますが、定期的にメンテナンスする必要がありますね。

海沿いに長期で車を置く場合は錆びもある程度覚悟が必要です。

高温多湿

高温多湿で気を抜くとすぐにどこでもカビが生えるので、除湿機や除湿剤を駆使している家庭も少なくありません。

特に革製品は、クローゼットに入れっぱなしにしているとカビが生えてダメにしてしまうので要注意！

送料が高い、アマゾン到着が遅い

送料について

沖縄・沖縄への送料に関しては船便または航空便になるのでコストがかかります。

そのため陸でつながっていない沖縄県は他県に比べると送料がとにかく高いです。

Amazon

大手ネットショップのアマゾンと楽天。

楽天は沖縄は送料が高いので、楽天でないとどうしても購入できない物以外はほぼ利用しません。

代わりに、Amazon会員であれば沖縄県でも送料無料なのでほぼAmazonを利用していますが、Amazon会員のメリットであるアマゾンお急ぎ便は沖縄は利用できません。

2022年、那覇空港近くにAmazonの配送拠点を開設し、翌日配送も可能になった商品も多々あるとの事でしたが、2024年の今、私の感覚としては最短翌日で来た事はほぼありません。

最短５日〜遅ければ10日かかる事もざらなので、急ぎで欲しい物は仕方なく店舗で買うことも多いです。

県外にお出かけしたい場合、飛行機に乗るしかない

沖縄は島国なので、県外にフラッと遊びに行くことができません。新幹線や、車で高速道路に乗って県外へGO！なんて事ができたらいいんですけどね。

県外に遊びに行きたい事自体が、中々ハードルが高いなって思うことがあります。

とにかく渋滞する

沖縄の交通手段といえばバスかモノレール。モノレールは那覇の一部区域しか通ってないのでモノレール駅近辺に住んでいる人以外は現実的な移動手段ではありません。

バスもそれなりに本数はありますが、県外に比べると圧倒的に少ないんですよね。

そのため、沖縄のメイン移動手段は車になりますが、小さい島国で皆んなが車移動するのでとにかく道が混みます。

また、沖縄では土地柄なのかETCの普及率が低く、高速道路近辺は激混みです。

テレビのチャンネル数が少ない

沖縄のチャンネルはNHK、教育テレビ以外のチャンネルは3つのみ。

• 琉球放送
• 沖縄テレビ
• 琉球朝日

東京・名古屋・大阪・福岡などの都心部に比べると2〜3個少なく、東京テレビ・日本テレビ系列が見れません。

日テレのイッテQ・ザ、世界仰天ニュース・有吉の壁。東京テレビのカンブリア宮殿・ガイアの夜明けなど人気番組が多数ありますが見れないのは痛いですね。

オンタイムでは見られませんが、時間差で曜日を変えて放送されている番組もありますよ。

物価は言うほど安くない

沖縄は島国なので、他県に比べると物流コストがかかります。その為、県外にあるような激安スーパーなどがあまり多くないんですよね。

家賃は地域によって差はありますが、沖縄だから安いというわけではありません。

沖縄県出身とそれ以外で見られる

16年前に嫁いできたはるっちは、少し喋れば「あんた、ないちゃ〜ね？」

顔を見ただけで「ないちゃ〜でしょ？」とよく言われていました。それは良い意味でも良くない意味でも、、、。

【ないちゃー】とは内地の人、沖縄県以外の出身者の事を指します。

良い意味→県外から来たの？ありがたいねえと歓迎の意味

良くない意味→部外者的な表現

これは私の場合、嫁いで親族にあたるので、ある程度仕方ないかなとは思いますが、県内からの移住者が増加しているので良くない表現をされる方は減ってきた印象ではあります。

1年中暖かく、冬物はいらないはウソ

南国リゾートイメージなので、冬も寒くはないでしょって思う人もいるかと思います。

いや、以外に1月2月は寒いんですよ〜。

沖縄が寒いと感じる理由

海風がとにかく冷たい

海沿いは気温の低い風が強いので体感とても寒く感じます。

暖房器具が少ない、持ってない、買わない

沖縄の本当に寒い時期は。1月、2月の一定期間だけなので暖房器具がある家庭は多くないです。

施設内に入って暖房は付いていますが、県外ほど強く暖房をつけていないので寒く感じます。

そもそも冬服をあまり持っていない

12月まで半袖で過ごせる沖縄は、暖房器具と同じで冬服を着る期間が短いので買うのが勿体無いと感じる方が多いです。

寒い時期でも車社会なので、半袖に羽織を着れば1月2月でも過ごせるので着込むってことがないんですよね。

着込まなくても過ごせる🟰寒いと感じるのが原因でしょうね。

まとめ

沖縄移住のデメリット、８つの不便や困る事はいかがだったでしょうか。

沖縄移住でキラキラした生活に憧れると思いますが、デメリットも分かった上で住まれると後悔しないと思います。

これを見たら沖縄住むのやめよっかなって思うかもしれませんが、それ以上にメリットも沢山ありますよ 

次回は沖縄移住のメリットを書きますので是非また遊びに来てくださいね！